2014年5月19日月曜日

近況

最近、なかなかブログを更新できずにいますが、野菜たちは成育中です。

①ステラミニトマト
2枚目の本葉が出ていますが、子葉が枯れ落ちています。
他の株についてもほぼ同様です。
同じ栽培条件の真黒茄子(同じナス科)では何ともなく、原因をつかめない状態です。
本葉の生育に問題ないようなので、ひとまず様子見ですね。














②早生真黒茄子
子葉を大きく広げつつ、本葉も順調に成長させている最中です。
まだ大きくありませんが、ステラミニトマトと比べるとかなり順調に成長しているように見えます。














③関野白オクラ
発芽前処理が良かったためか順調に発芽しているので、各鉢2本ずつ残して間引きました。
種の殻が厚く発芽しにくいので、発芽前処理は非常に有効だと思います。
オクラの発芽は初めて見ましたが、種子の大きさの割に子葉が大きくて驚きました。














番外:今週末に野口種苗へ行き、小島農園の真黒茄子(無肥料栽培苗)を購入して参りました。
でも、よくよく聞くと、野口種苗の早生真黒茄子を実生したものらしいです。
条件は我が家と同じなので、実生ナスがうまく育たなかった時の保険にしたいです。














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2014年5月10日土曜日

スプラウト育成

スプラウト育成計画を打ち出してからすぐに栽培開始していたのですが、それから約10日間経ち収穫時期を迎えました。














元の素材は「みやま小かぶ」です。
当初は日を当てずにヒョロヒョロの姿となるように作為し、最後の3日間ぐらいで日に少しずつ当てて、葉の葉緑素が出てくるようにしました。
しかし、黄色い葉も多く、日の当て方が足りなかったのかもしれません。
味は、葉のおいしさに定評のあるみやま小かぶなので、間違いないと思います。


次は、宮重総太大根でやってみようかと思っています。
(無肥料栽培種子で少し高価だったので、ちょっと勿体ない気もしますが・・・)


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スキマ栽培

野口種苗研究所では、みやま小かぶの種子も買っています。
現在、ステラミニトマト、早生真黒茄子及び関野白オクラの鉢を準備しておりますが、みやま小かぶはそのスキマを使用しての栽培を目論んでいます。


ちなみに、現在の状況です。














写真のとおり、中央に主目的の植物を植え、その4隅にみやま小かぶを植えています。
写真の鉢はステラミニトマトのものです。
地中ではトマトの根が鉢いっぱいに張ることを想定しているのですが、地表及びその近くの地中でカブが生育しても、トマトにはそれほど影響は与えないものと予想しています。


カブは、4隅に種を3粒ずつまき、一番強そうな苗を残して間引きました。
しかし、あとで調べてみると、カブの生育初期は風の影響を受けるため、間引くのはもっと後の方が良かったのかもしれません。
仕方ないので、爪楊枝とかを使って茎部分(後にカブになるところ)を支え、苗に風ストレスがかからないようにしたいと思います。


トマトは、1枚目の本葉が出ています。
今は成長が遅いですが、根と茎がしっかりしてくればもっと成長が早くなると思われます。


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2014年5月7日水曜日

関野白オクラの播種前処理

本ブログでいう「関野白オクラ」とは、無肥料無農薬栽培で知られる関野氏の育成する白オクラをいいます。
今回は、その貴重な株から採種した種子をゲットした訳です。














白オクラは主に山口県で栽培されているオクラで、白っぽい色(薄緑色)の実が特徴です。
実が大きくなっても固くなりにくく、株もあまり大きくならない、いいことづくめの品種だと思います。
ただし、栽培経験者に聞くところによると、他のオクラよりは丈夫さにやや欠ける面があるそうです。
(もしかすると、そのことが種子の価格に影響しているのかもしれませんね・・・)
今回の入手種子は、無肥料無農薬の環境で育成され生命力を身に付けた種子であり、非常に期待しています。
すぐに我が家の環境に馴染まないかもしれませんが、ひとまず地道に採種に励みたいと思います。


現在、その関野白オクラの播種前処理を行っています。
湿ったティッシュを敷いた容器に種子を入れ、その容器をペット用フィルムヒーターで加熱した発泡スチロール内に置き、発芽を促進しています。
また、ティッシュを湿らせる水には、ごく少量のメネデール溶液を混入しています。


5月3日より3コ種子の処理を開始しています。


昨日(5月6日)、そのうち2コ種子の発根が確認されたので息子の鉢に植えました。
(書籍等では処理開始から約2日間ほどで発根するとのことでしたが、吸水に約2日間、発根までは更に約2日間かかっているようです。)
ひとまず発根は確認できたので、更に私が植えるための種子を3つ追加投入しました。


本日(5月7日)には1コ種子が発根したので、それを私の鉢に植え付けました。














ただし、追加投入した3コ種子は吸水が不十分であり、発根までもう少しかかりそうです。
(私の栽培株として計4株確保する予定)
我が家では計6株となりますが、生育状況や実の特徴を元にベストの株を選定し、その株から更新用の種子を採種したいと思います。


もし、白オクラの栽培経験者がいらっしゃれば、栽培経験に基づく感想・アドバイス等をコメント欄に頂きたいです。

2014年5月5日月曜日

越冬

今年はナス科の植物をいくつか栽培する予定ですし、今後も栽培のメインになると予想しています。
そのナス科の中には唐辛子も含まれるのですが、唐辛子のみ過去に栽培経験があります。
しかもマニアックな品種(しかも激辛)ばかり栽培していました。


その栽培期間中に気づいたことですが、実はナス科の植物は多年草なんですよね。
この事実を知った7年前の私は、唐辛子の越冬にチャレンジしたことがあります。
その品種は Dorset Naga という名前の激辛唐辛子でした。
2月頃に暖かい場所で発芽させたのですが、かなりの高さ及び横幅を取る大きい苗だったので育苗に時間がかかり、年内に収穫できませんでした。
これを機に、唐辛子の越冬にチャレンジすることとなったのです。


11月ぐらいまでは少々寒くても平然としていましたが、12月になる頃には葉を落としてしまいました。
それ以降、枝のみになった苗をビニールですっぽり覆って保温するとともに、最小限の水分のみ与えるようにしたのです。
これを3月頃まで続けると、末端の枝は茶色くなってどんどん枯死していくのが分かったのですが、主要な幹は緑色を保っていました。


そして、4月頃には幹から新芽を吹いてきたのです。
(写真の子供は私の息子(6年前))


















写真の株はほぼ幹のみなのでショボく見えますが、このあとわっさわっさと繁茂し、結果的に約200個の唐辛子が結実しました。
(辛すぎて食えなかったことは秘密・・・)




























この場合、6月頃から収穫できるので、越冬は収量アップを図るための裏技になりえると考えています。(商業的にやるには大がかりな設備投資が必要であり、かなり厳しいと思います。)
今年、ナスかトマトの成果がよければ、1株のみ越冬させてみようと考えています。

探しています・・・

アロイトマトの種か苗を探しています。
と言っても至急ではないので、いつか入手できればいいのですが・・・
今は品薄ですが、今後、入手容易になることを願っています。


先日、アロイトマトの若苗3株が某オークションに出品されておりました。
私もウォッチリストに入れて静観していたのですが、その落札価格は驚異の
7750円
でした。
そもそも、アロイトマトの苗って、そんなに高価でしたっけ??


余剰の苗をオークションに出すこと自体は全然問題ありません。
(見た感じ、特に転売目的ではなさそうですし・・・)
しかし、そういう行為を見て「俺もアロイトマトで儲けてやろう」という輩が絶対に現れます。
そのような事態が発生するおそれを見越して、オークションへの出品は自粛して欲しかった(せめて、即決価格を設定する等の処置をして欲しかった。)と思います。


本種の種子や苗を販売する業者は、私の知る限りでは野口種苗研究所のみです。
毎年2回ほど流通の機会がありますが、いつも1週間も経たない間に売り切れてしまうらしい。
これでは、私のような出張や残業が多いサラリーマンには入手困難です。
きっと同じような方はもっとたくさんいると思うので、本種子に対する需要の多さは尋常ではないと思われます。
販売開始から10年ほども経つのに、この状態であるのは異常だと思いませんか? 
しかし、それはレア度を高めるために販売数を制限する行為とは次元が違う問題であり、そもそも仕方のないことだと感じています。
供給量を増やして欲しいという願いもありますが、そもそも採種者の能力や負担を考えると供給可能量には限界があります。


例えば、「1袋の種子数を減らすとともに1人1袋限定にする」「過去にアロイトマトの販売履歴のある顧客には売らないようにする」のように販売手法を工夫すれば、より多くの方に行き渡るようになるかもしれません。
しかし、販売にかかる手間が膨大になってしまう上、対策としても不十分であるように感じます。


個人的には、個人レベルでの余剰種子交換等ができる枠組みが、もっと発達してもらいたい。
そもそも、種袋の種子や採種種子を全部まく人は家庭菜園レベルでは少ないと思いますし、個人レベルで余った種子を再配布できることが可能になれば、資源の有効活用にもなると考えます。


話は変わりますが、最近、子供達の間で「妖怪メダル」なるものが流行っているようです。
販売元のバンダイは、商品のレア度を高めるために販売数の制限をしているようです
しかし、悲しいことに、それを利用する大人が必ずいます。
発売日には、店頭に転売業者が列を作り、商品は瞬時に店頭から姿を消します。
その代わり、転売業者のWebサイトには定価の倍以上の価格で商品が販売されるという構図です。
転売業者が子供からお金をかすめ取る構図であり、過去にも同様の事案はたくさんありましたね。
それにもかかわらず、それを見越せなかった(もしくは無視した)バンダイと、それを利用する転売業者に対して憤りを感じております。
(ということで、息子にも妖怪メダルは定価で購入することを厳命しています。)


アロイトマトに関しても、同様の事態にならないことを切に願っております。


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2014年5月1日木曜日

定植

播種からあまり経っていませんが、サクッと定植をしました。
今回は、早生真黒茄子3株とステラトマト1株になります。


大鉢には、早生真黒茄子を2株植えます。
同じ鉢に2株植えると競争本能が働き実を付けやすくなる(子孫を残そうとする)、という話を聞いたことがあるので、それが本当かどうかを検証します。














続いて、中鉢に早生真黒茄子を1株植えます。














ステラミニトマトは、中鉢に1株植えます。
(大鉢に植える予定の2株は、まだ育苗中です。)














定植方法ですが、
① 定植する位置に、指で穴を空ける。
(根の部分がすっぽり収まる深さの穴にすること。)
② 育苗中の鉢を傾けて土を少しずつ排出しつつ、根を傷めないように苗だけを取り出す。
(当然、根は裸の状態)
③ 双葉をそっとつまんだ状態で保持しながら、穴に根を挿入する。
④ もう片方の手で、穴の隙間をそっと埋める。
ちなみに、何かのマニュアルに載っていた訳ではなく、過去、激辛唐辛子を育成していた頃からの自己流です。
意外と失敗が少ないのと、失敗してもすぐに代わりの苗を育成できるのがいいところです。
(本葉数枚まで育苗した苗で失敗しても、代わりの苗はすぐに育成できません。)


あと、ラベルは自作しました。
と言っても、タネ袋をカラーコピーしたものをラミネートしただけですが・・・